やりがいに出会った一年目。
私が所属するスマートフォンゲーム部では、主に女性向け恋愛ゲームの運用を行っています。企画職のなかでも私たちシナリオ班は、アプリ内イベントのテーマやストーリー構成の提案、シナリオの監修が主な役割です。また新規タイトルを立ち上げる際は、世界観やキャラクターたちを1から生み出していきます。
企画職はシナリオ班の他にも、キャラクタービジュアルやUIなどの制作・監修を行うデザイン班、ゲームバランスや施策スケジュールなどを組むディレクター・プランナーがいて、それぞれのタイトルごとにチームで動いています。
入社当時はシナリオ班ではなく、プランナーとして業務を行っていました。しかし経験豊富な先輩方に囲まれ、胸を張ってこれが得意だと言えるものがなかなか見つからず……。そんなとき、先輩方から「シナリオやってみない?」という提案をいただきました。
シナリオ業務は私にとって、ユーザーに幸せを届ける実感を強く感じられる仕事に思えて、ずっと興味がありました。こんなイベントならば、ユーザーに喜んでいただけるのではないか。こんなストーリーならば、キャラクターの魅力がより引き立つのではないか。実務を経験していくなかで、ユーザーが愛してくださっているポイントを探って頭をひねる日々は大きなやりがいを感じ、この仕事ならば「得意です」と答えられるようになるかもしれない、と考えるようになりました。