その数値の奥には、
ユーザーがいる。
私が所属するピクトリンク事業部ではプリントシール機で撮影した画像を取得し、閲覧できるwebサイト/スマートフォンアプリ向けサービス「ピクトリンク」を運営しています。
そのなかで企画職はピクトリンクの有料会員数を増やすための施策や、会員さまに向けてプリ機の検索マップや口コミランキングなど、プリ機をより楽しんでいただけるようなコンテンツの制作をしています。また、実際に私たちが企画した施策やコンテンツが本当にユーザーのニーズと合致していたのか、その検証を行うのも私たち企画職の役割です。
PV数、クリック率、滞在時間……。こうした一つひとつの数値と向き合うことで、私たちはコンテンツの改善策を探っていきます。最初はどのようにデータを分析すればよいのかもわからず、ただただ数値の上がり下がりに一喜一憂するばかりでした。しかし、いくら表面的な数値を追っても本当の意味でユーザーを知ることにはなりません。コンテンツを閲覧したユーザーが何に反応し、どのような行動をしているのか、数値の動きの奥にあるその本質を見つめることが何よりも重要なのです。
私たちが向き合っているのはただの数値ではありません。それは一人ひとりのユーザーの行動の軌跡。その軌跡からユーザーのニーズを予測し、また新たな企画を仕掛けていくことは、ユーザーの反応がダイレクトに返ってくるこの仕事ならではの面白さだと思います。