営業職
プライズ 営業
あさいー
愛されるキャラクターを
世の中に広げていきたかった
フリューに入社した理由を教えてください。
もっとも大きな志望理由は、キャラクタービジネスに関わる仕事をしたいと考えたからです。日本には世界の人たちに愛されているキャラクターがたくさんありますよね。フリューは版権元さまからさまざまな人気キャラクターの権利をお借りして、多種多様なグッズを市場に出している企業ですから「いつもキャラクターに囲まれて仕事ができる!」と思い、志望しました。
なかでも営業ポジションを選んだのは、自分が関わった商品が世の中に広がっていくところに関わりたかったからです。実際、商品をリリースしたあとさまざまな反応に触れられる営業の仕事は、自分に合っていると思います。
プライズの営業を行っていくうえで、特に重視している反応はありますか?
営業にとっては、全ての反応が大切です。私が担当しているプライズ(アミューズメント専用景品)では、商品を注文いただいたアミューズメント施設のお客さま、お客さまの運営する店舗のスタッフの方、クレーンゲームで遊ぶユーザーのみなさんの声が、それぞれ聞こえてきます。フリューの売上や利益などの数字に向き合いながら、プライズを企画するメンバーの思いもぶつけてもらえる。全てを集めて、もっとも最適なプライズのかたちを見つけるのが営業の仕事とも言えます。
フリューの
「外」と「中」をつなぐ役割
仕事内容をくわしく教えてください。
クレーンゲームの中に置かれるフリューのプライズは、基本的には毎月新商品がリリースされます。そのため、どんなキャラクターでどんなプライズを出していくべきか、企画者を中心に常に新しいアイデアを模索しています。
商品は発売の1年前から1年半前には企画がスタートし、3ヶ月前には商品開発を終わらせ、アミューズメント施設を運営するお客さまに注文をいただいたあとに生産部門に渡して納品という流れです。
そのなかで、プライズ営業は毎月お客さまへアポイントをとって商談に伺います。いま購入いただいている商品の販売状況、これからどんなプライズを置いていきたいかをヒアリングしたり、もちろんフリューで企画中の新しいプライズもご案内していきます。商談から会社に戻ると、お客さまから伺ったポイントを企画者と共有し、次のプライズの開発に活かしてもらう。フリューの会社の「外」と「中」の両方に発信する役割ですね。
フリューに入社して最初にした仕事は?
入社から半年は研修期間で、営業のロールプレイングやお客さまの情報収集の方法などを教えてもらいながら、先輩の商談に同行していくOJTが中心です。私の最初の仕事は、先輩がお客さまと商談するための準備のサポートでした。
夏ごろからは、単独でお客さまを訪問する機会も徐々に増えていきます。1年目のうちに20~30社ほどを担当し、お客さまと関係性を深めていきながら、メインで営業を担当するお客さまが決まってくるのが2年目というイメージです。
営業メンバーによってメインで担当するお客さまの数や営業スタイルはさまざまです。10~20社ほどを担当するメンバーもいますし、私は全国で施設を運営している大手のお客さまの1社専属です。また、企画のために版権元さまからキャラクターの権利をお借りする「ライセンス」も担当しています。
トレンドビジネスだからこそ
「挑戦」を
営業ならではの仕事の難しさについて教えてください。
「利益」と「チャレンジ」のバランスをとることですね。プライズはお客さまのご要望にあった製品をそのまま作ればいいというものではありません。いただいたご要望に対して、版権元さまのご意向、いま市場で盛り上がっているトレンド、フリューとして作りたい要素をミックスして、さらにプライズを制作するためにかかるコストも考えながら、新しいチャレンジをしていくこと。そのバランスを開発メンバーと何度も話し合って決めていく過程が、いつも「難しい」ですし「やりがい」でもあります。
難しくてもチャレンジしなくてはならない理由は何なのでしょうか?
常にユーザーを飽きさせず、楽しませたいからです。
フリューには、多くのユーザーに愛されているような「定番」のプライズ商品のラインナップがあります。たとえば人気のキャラクターのぬいぐるみですね。ただ、成功した定番品を再生産しつづければいいのかというと、そうではありません。
毎月のように新しいプライズを出して、たくさんのお客さまとユーザーがいるなかで、時には製造コストがかかったり、品質のコントロールが難しかったり、大きなリスクを負うような商品を企画してでも、ユーザーがワクワクする商品を出していく必要があるのです。
印象に残っているプライズを紹介してください。
製造コストがかかるマグカップなどの雑貨や、あえてコアなファンを狙ったキャラのフィギュアなどです。定番サイズとは違う大きなぬいぐるみを開発したときには、発送方法も考え直さなくてはなりませんでした。
そうした試行錯誤のなかから、すごくヒットするプライズが出ることもあるのが面白いですね。
なかでもよく覚えているのは「収納ボックス」でしょうか。いままでのプライズではほとんど前例のない形状で、コストもかかりました。最初は、私の担当しているお客さまからアイデアをいただいて、そのお客さまが運営するアミューズメント施設のオリジナルのプライズとして開発したんです。リリースするととても反響が大きく、現在ではほかのお客さまにも提案できる新しい定番品になりつつあります。
チャレンジを仕掛けていくなかで、営業はお客さまのニーズや販売状況から「売れる」線を見極めたり、フリューとしてどれだけリスクをとれるのかを利益の面から考える役割でもあります。
おおむねは定番で固めつつも、少しずつチャレンジも続けていける状態が理想ですね。
「自分」と「時代」に向き合う
いままで時代の流れを感じたプライズはありますか?
やっぱり「推し活」関連のプライズです! たとえば、ペンライトが差せるぬいぐるみや、ペンライトにつけるシュシュのようなアクセサリー類などがあります。カラーバリエーションも増えましたね。推しの担当色、誕生日月の色でプライズを選ぶといった、新しい売れ方をするようになっていることも特徴です。私が入社したときにはすでに世の中に「推し活」という文化はありましたが、近年一気に盛り上がってきて、フリューでも商品化してみよう! という流れになりました。
営業の仕事を通して、これからは何がトレンドになるのかを考えるようになりました。たとえば、いくつ持っていても楽しめるものに人気が集まるんじゃないか、ということを考えています。ひとつひとつがかわいくて、クオリティが高くて、そのバリエーションがたくさんあって。思わずコレクションしたくなるようなプライズを世の中に送り出していきたいです。
最後に、プライズの営業の仕事で大事にしていることを教えてください。
プライズ営業の仕事はお客さまあってのものですから、しっかり「こんなプライズが欲しい」という要望を伺うことが大切です。でも、私は自分の考えを伝えることも同じくらい大事だと思います。お客さまも時代の動きを知りたがっていますから。
そのために、フリューのプライズの推しポイント、ユーザーが求めている要素を把握したうえで、他のお客さまと比べて購入していないものや、逆によく購入されているプライズの情報もおさえて、たくさんの話題と自分の意見を持って商談に伺うようにしています。
だから、自分が推して注文いただいたプライズの販売状況が良かったときが一番嬉しいですね。お客さまから「買ってよかった。これからもたくさん情報ちょうだいね!」と言っていただくことがあって。「信頼してくださっているのかな」と感じる瞬間が、プライズ営業の好きなところです。
ある1週間のスケジュール
- 9:30
- 12:00
- 15:00
- 18:00
- デスクワーク
- 会議・商談
- 休憩・プライベート
- その他
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2021年新卒入社後、アミューズメント施設を運営するお客さまにプライズを販売する営業職に配属。2024年からは営業職に加え版権元さまからキャラクターの権利をお借りするライセンス業務も担当。小学生~中学生の頃は暇さえあればアニメを観たり漫画を読んだり、休日に友人とカラオケに行ったときはアニソンを歌ったりしていました。自分の好きなことを仕事にしたいと思っていたので、漠然とエンタテインメントに関わる仕事に就きたいと希望するようになりました。平日の夜、仕事終わりに何も予定がない時はジムで体を動かしたり、作ったことがない料理に挑戦してみたり、お酒も好きなので、休日は友人と居酒屋で永遠とお話しして過ごすこともあります。