PEOPLE

こむちゃん

ピクトリンク事業部 開発職
2017年入社(新卒)工学部卒

開発

ピクトリンク

ROOKIE 無駄を削ぎ落とした
コードを目指して。

入社当初、私はゲーム事業でスマートフォンゲームの開発を行っていました。

スマートフォンゲームの開発ではユーザーにいかにストレスなくゲームを楽しんでいただくかが重要になります。たとえ、こちらが意図した通りにゲーム画面の挙動を表示させることができても、処理の重いコードではローディングに時間がかかり快適にプレイすることはできません。負荷の重い処理が増えればサーバーが落ちる可能性もあります。だからこそ、無駄を削ぎ落とした効率のよいコードを追求していく必要があるのです。

入社当初は目の前にある仕事をこなすことだけで精一杯でした。どうすれば企画チームのリクエストに応えることができるのか。ただそれだけを考え、がむしゃらに取り組んでいました。

「こうすれば、より速い処理を実現できるのではないか」「こんな工夫をすれば企画のアイデアをより活かせるのではないか」と何度も実践を重ね、知識を積み上げるなかで次第にアウトプットの質もスピードも上がっていったのです。

TURNING-POINT 技術力だけでは、
良質なシステムは生まれない。

現在、私は開発職としてプリントシール機で撮影した画像を取得・閲覧できるwebサイト/スマートフォンアプリ向けサービス「ピクトリンク」の開発を行っています。私が担当しているのがシステムの再構築プロジェクトです。

ピクトリンクは10年以上続く息の長いサービス。その歴史のなかで、実装に十分な時間を割くことができず、即席で書かれたコードや、異動した者との引き継ぎがうまくいかず、設計方針が理解されないまま継ぎ足されたコードなど、複雑なコードも次第に増えてきました。そこで改めてプログラム全体を設計し、再構築する必要が出てきたのです。

私たちはこのプロジェクトに取り組むにあたり、問題の本質がどこにあるのかを探ることからはじめました。コードが複雑になる要因がサービスの仕組みにある場合もあります。本当にそのサービスはユーザーにとって有益なものか。サービス自体が複雑になりすぎていないか。開発チームだけでなく企画チームを巻き込み、「ピクトリンクとは何を提供するサービスなのか?」という大命題をともに考えていく必要があるのです。

私はこの仕事で、物事の本質を見極めることの大切さを改めて感じていました。技術力だけでは良いシステムをつくることはできません。事業そのもの、サービスそのものを捉え直し、ユーザーにとって何がベストかを考えぬくことが開発者にも求められるのです。

TURNING-POINT 愛されるサービスを創出するために。

入社以来、私が目指してきたのは、自分が愛せて、ユーザーにも愛されるサービスを創出することでした。多くのユーザーに使用していただき、市場に大きなインパクトを与えられるサービスをつくりたいという想いは就職活動をしていた大学時代から抱いていたものです。

フリューでの開発は企画チームと開発チームの距離が近く「ユーザーにどんな価値を提供するのか」から、企画チームとともに考えることができます。その仕事のなかで、私は「自分がエンジニアである必要もない」と考えるようになりました。私にとってプログラミングの技術は、サービス創出の一つの手段でしかありません。

フリューには「技術の追求」を目指す仲間がいる一方で、私のように「新たなサービスを創出すること」に重きを置く人もいます。それぞれが、それぞれの想いを持って、開発に取り組める多様性のある環境はフリューの特徴の一つです。

現在、私は開発職ですが、そこにとどまらず、ゆくゆくは企画やデザインの仕事もしたいと考えています。それぞれの仕事を通して、いくつもの視点を蓄え、自分の武器を磨くことで、いつか、フリューの新たなサービスをこの手で生み出したいと考えています。

WORKS

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ピクトリンクのあり方を再定義し、エンジニアとしてシステムを再構築しています。